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パンフレットの成果発表〈学生ボランティア募集編〉

Category : パンフレット
夏ボラパンフレット写真

今回は2022年よりグッドエスが企画デザインを担当させていただいている「柏市の夏ボラのススメ」の成果を発表します。

「柏市の夏ボラのススメ」とは、柏市社会福祉協議会が主催している、夏休み限定で学生がボランティアを経験できる事業です。
柏市内のお年寄りと関わる施設や、子どもと関わる施設、障害を持った方と関わる施設、地域活動団体など、さまざまな場所で学生が夏休みの期間にボランティアを体験できる事業となっています。

グッドエスが制作しているものは、そのボランティアを募集するための16〜20ページのパンフレットです。

参加人数2.24倍の成果を実現

成果を先に伝えると、弊社に切替わる前の2021年のボランティア参加人数と、弊社が制作した3年目の2024年のボランティア参加人数を比較すると、2.24倍になり、大きく飛躍しました。

【各年度のボランティア参加人数成果】
・2022年………前年比1.5倍
・2023年………前年比1.38倍
・2024年………前年比1.07倍(集計途中の数値)

2021年、2022年は、コロナの影響もあり、企画デザインの純粋な比較はできませんが、毎年前年比を超えることができました。

グッドエスが参加人数を増やすために行った施策

|1|ターゲットにマッチしたイラストで感情を刺激

弊社が担当する以前もイラストが使われていました。
しかしメインターゲットとなるカテゴリが、ファッションや化粧やトレンドに敏感で、大人への憧れを抱く年齢の〈中学生〉と〈高校生〉だったため、時代にあったイラスト、ターゲットに適したイラストを再構築しました。

ターゲットと同学年の男女がボランティアをする様子、楽しそうで充実した表情を描き、共感と自己投影をできるように設定。イラストタッチも今までよりも大人っぽくして、イラスト自体の完成度も高め、まずは内容ではなくビジュアルで興味を引くようにしました。

表紙でその印象的なイラストを配置して、見た瞬間、ターゲットの感情を揺さぶることができたと思います。

夏ボラパンフレット写真

|2|ボランディア体験のメリットを記載して、動機付けをプラス

それまでは申込方法と体験できる施設一覧のみが掲載されていましたが、「参加してみたい」感じさせるような要素はありませんでした。
参加人数を増やすためには、参加したいと思ってもらうことが必要です。そのため「ボランティア体験に参加した場合のメリット」を複数記載して、今度はイラストの感情ではなく、論理的に説明して「参加した方が良いかも」と思ってもらえるようにしました。

弊社が担当するようになって、大きく変えた項目はこの2点です。
その他にも、10代の青春の1ページにボランティア体験という設定をしていたので、カラーリングはそれを象徴するような、青と黄色を使い、毎年の認知を高めることも設計しています。

思考の中心

誰に向けたパンフレットなのかを中心に置き、ターゲットとなる中学生と高校生の興味や心理、時代のトレンドを調査して企画デザインを行う。シンプルですがパンフレット制作における思考の中心です。

デザインはそれらを元にプランを組み立てた、最終のアウトプットです。
弊社はデザインを行う前の、プランニングをとても大切にします。それが成果に大きな影響を与えることを知っているからです。

グッドエスは、千葉県柏市・松戸市・船橋市・市川市を中心に、クライアント企業のブランド作りをサポートする広告デザイン会社です。 会社や店舗などのロゴデザインを始め、会社案内パンフレットやホームページデザイン、飲食店や注文住宅企業・工務店などの住宅関連のチラシデザインなどを手がけています。

パンフレットの制作事例から、多角的にアドバイスが可能です。
パンフレット制作をご検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。